雑木林工房だより
第103回
更新/2014/5/3
空に向かって
冬から春、そして夏。陽気が急に変わるのを体感するのは、4月中旬からこの5月始めです。
植物達は太陽に向かって 一斉に背伸びを始めます。
様々の花が咲き出し、雑草は伸び揃い、そのなかからいつ植えたのかも忘れてしまった花が すくっと輝いています。
フウの木も5月の青空に新芽を広げています。
この季節 日々繰り広げられる雑木林の変化に 私たちも思わず空を見上げ 地を這う虫を見つけ 花が今年も咲いてくれたことに感謝する嬉しい季節です。
雑草の中に咲くアネモネ
去年はチューリップの球根、植えなかったのですが…
コゴミ
新芽はとても可愛くて美味しくて今年もいっぱい食べました。
その後の葉の清々しい緑色。
白いアイリス
アフリカタンポポ。
地に這うように咲く花も空に向かって高く高く!
スズランもひっそり咲いています。
この家を建てた時、友人が作ってくれた鉄の門。一風工房の「風」の字が入っています。
27年も経つとぼろぼろになってきました。暖かくなったので久しぶりにサビを落とし、ペンキを塗りました。
枯れていた木を切り倒しました。今度の冬の薪にします。