雑木林工房だより
第108回
更新/2014/9/3
個展のお知らせと奈良の話題
まず市川和美の個展のご案内です。
個展を10月に大阪府豊中市で開催いたします。どうぞご高覧ください。
詳しくは >こちら
市川和美 2014桜の庄兵衛陶展ご案内
今月は奈良の話題をふたつ。
一つ目はレストラン「粟」へ行ってきたことです。
奈良県の天理に近い所に「粟(あわ)清澄の里」があります。
大和の野菜を生かしたお料理で良い評判を聞いていたのですが、やっと行くことができました。
テーブルに置かれているのは、料理で使われている野菜の実物です。
なす、トマト、ズッキーニ、それぞれ知らない名前がついていて、それが調理されて出てくるので面白かったです。
山羊の家族がレストランの周りを自由に行き来しています。
http://www.kiyosumi.jp/awa-kiyosumi/
とても人間に慣れていて、生まれたての双子の子やぎがとても可愛く
お料理と共に楽しませてくれました。
二つ目の話題は、
奈良にある「頭塔」についてです。(ずとう)と読みます。
あまり知られていませんが、東大寺や猿沢池から余り遠くないところにある史跡です。
上空から見るとこのようなピラミッド状の塚になっています。(パンフレット写真より)
頭塔は奈良時代の珍しい形式の塔です。五重塔のような役割だったのか、よくわかりませんが、土を積んで出来ている塔です。
28基もの石仏がここで発掘され、元あったであろう形に復元して配置されていました。浮き彫りや線彫りで表されています。
奈良町を歩いていてふと見つけた史跡です。
奈良の歴史の深さを想いました。