雑木林工房だより

第112回
更新/2015/1/1

生駒は島だった?!

明けましておめでとうございます。

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今年はじめの窯焚きです。


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外は少し雪景色になりました。



[新春特集記事]生駒は島だった?!
地元の広報誌にこんな図とともに、興味ある話が載っていたので、ご紹介します。
今から一万年余り前の大昔、生駒は島だった、というのです。
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一万年前の地球は温暖で、近畿地方のかなり広い範囲は海でした。
現在の大阪、神戸、京都、奈良ともに海だったのですが、大阪と奈良の間にある、生駒山脈のところは海から頭をつきだした島だった、というのです。

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(海 こんなだったか)

画像の説明

これは別のネット上に掲載されている図ですが、一番上に紹介した図(「生駒市誌」より)に似ています。
『折節の記―天の香具山と「海原」―』
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/kaguyama.html
このサイトでは生駒の事は書かれていませんが、香具山は(奈良盆地が海だったころには)「、、海に突き出た岬を成していたことでしょう」「畝傍山や耳成山は海中の小島です」
「縄文人や弥生人たちは、この岬に立って入江(あるいは湖)を遥か彼方まで見渡すことができたでしょう」と述べられています。


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現在の生駒山です


画像の説明



我が工房があるのは生駒山でも麓のところですから海中だったのか、それとも波打ち際だったかもしれません。


いろいろなことを想いめぐらせている新年です。
今年もどうぞよろしくお願い致します。