雑木林工房だより

第125回
更新/2015/12/6

小学校での陶芸展(西宮市 船坂)

工房だより



廃校になった小学校で陶芸展が開かれる、と聞いて 11月のある日 出かけてみました。

場所は兵庫県西宮市。といっても市街地から離れた過疎化している山合いの里です。
これがその木造校舎です。


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中に入ると、地元で陶芸をしている人たちの作品が並べられていました。


船坂小学校の廃校をきっかけに、2009年からスタートした「土と火と実りの里の芸術祭 in 船坂」です。
地域住民主導の町おこしだそうで、地元のポランティアの方が丁寧に説明してくださいます。


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陶芸を見るのはもちろん好きですが、私たちにはこの木造の小学校が嬉しく、校長室、用務員室、音楽室、など展示されている各教室の小ささや、なにもかもが懐かしく見て歩きました。 


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小学校の近くの茅葺きの古民家も会場です。(奥の覆われた建物)
ここに知人の陶芸教室の人たちの作品が並んでいました。
無人の茅葺きの家を維持するのは大変そうですが、展覧会の期間中は生き生きしているように思いました。


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いろりばた、古いタンスや机の上に作品が並べられていて楽しみました。



百木一朗の著作が単行本になりました

くつのうらはぎざぎざ



数年前に「かがくのとも」で出版された幼児向けの本「くつのうらはぎざぎざ」が、このたび「みぢかな不思議セット」(全十巻)の一冊としてハードカバーであらためて出版されました。
より多くの子供たちに見てもらえれば嬉しいことです。


くつのうらはぎざぎざ

また別に、同著の韓国語版が、韓国のDaekyo(大教)出版社から出版されました。


十年余り前に「かざぐるまのくに」(写真右)も韓国語版が出されたことがあります。

※なお「みぢかな不思議セット」(福音館書店刊)は幼稚園・保育園向けの専売品のため書店での一般販売はされていません