雑木林工房だより
第141回
更新/2017/3/4

大山崎山荘美術館

工房だより
「ロベール・クートラス展ー僕は小さな黄金の手を探すー」が開催されているので、久しぶりに大山崎山荘美術館へ行ってきました。
ロベール・クートラス ロベール・クートラス
以前から見たかったロベール・クートラスの作品。
昔からそこに在り ゆっくり朽ちつつあるような油彩やガッシュ。その懐かしいような優しさの中に私たちに問いかけているような憤り。
手札大の「カルト」を一枚手元に置いて、日々の自分の心と向かい合えたら、少しはロベール・クートラスのように純粋に「黄金の手」を探せるか、と心打たれる展覧会でした。


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JR山崎駅から今は無料の送迎バスがでていますが いつも通り坂道を登り 入り口の小さなトンネルを抜けると別世界にきたようなウキウキした気持ちになります。


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この建物は、関西の実業家・加賀正太郎氏が別荘として自ら設計指示したものだそうです。
(同美術館のホームページに美しく詳しい説明があります)


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二階テラスからは広々とした景色が眺められます。ここは有名なサントリーの山崎蒸留所にも近く、桂川、宇治川、木津川、の三川が合流する場所です。
樹々がなんだか赤くなっているように見えます。
もうすぐ桜が咲きそうです。


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テラスに面したカフェに入り、コーヒーで一服しました。
ロベールのカルトがケーキになっていたので嬉しくなりました。