第168回
更新/2019/1/18

アンコール遺跡 旅行記-2



アンコール・ワット
工房だより
4日目にアンコール・ワットへ行きました。
入場券を買わなければならないこと、第三回廊に上がれる日であること、などを考えて今日になりました。
4時起きで朝日鑑賞に出かけました。トゥクトゥクに乗って暗いうちにホテルを出ます。寒かったです。
暗闇がゆっくりゆっくり明るくなっていき 素晴らしい朝日の中にアンコールワットが浮かび上がって来た時 全員が思わず感嘆の声が上がりました。


浮橋を渡り、西塔門から中に入っていきます。アンコールワットは水平に広く、中程に大きな立派な尖塔が3つ見えます。どんどん歩いて行くと奥にも尖塔が見えてきて(本当は全部で5つ)、とにかく歩き、階段を登り、聖池を通って進みました。
工房だより
第一回廊、十字回廊を抜け、急な階段を上りきり、第二回廊を抜けると、大きな石の建物の下に着きます。
 工房だより
特に神聖な場所とされチェックを受けた上で 急勾配の階段を上がるとそこが第三回廊です。
空の下です。四隅に尖塔と回廊の中央にひときわ高く中央祠堂がそびえ ここが世界の中心で、王と神が一体化する場とされています。
工房だより
広大なアンコール・ワットの素晴らしい景色を見下ろしながら第三回廊を周り、かつてのクメール王国の繁栄を思いました。
工房だより
第二回廊のデバターの表情。第一回廊の壁面には絵巻物のようにレリーフがびっしり彫られています。戦いの場面が多く、蛇や亀や象や大鳥などなかなか勇ましい表現力でその規模は圧倒的でした。



ショップ・カフェ「カンボジア・ティー・タイム」
工房だより
早朝から動き回ったのでアンコールワットは10時頃には見終わり、トゥクトゥクでカフェに連れて行って欲しい、と頼むと、ここへ連れて行ってくれました。
カンボジアの伝統菓子「ノム・ノム・トーン」を店の前で焼いている。
経営者の日本人の紳士がいらっしゃって(名古屋で会社を経営 されている)店を作った経緯などカンボジアへの愛をお話ししてくださいました。
この店にはセレクトされた日本人好みのお土産があって、ここでほとんどお土産を調達しました。お店の方は日本語ができ、すてきなお店でした。


トンレサップ湖での夕陽鑑賞
工房だより
ホテルで一休みしてから出かけました。
トンレサップ湖は巨大な湖で、乾季と雨季ではその面積が3倍も違うそうです。
この湖には水上生活者が多数住んでいて、その中にはベトナムからの難民も含まれているとのことです。
工房だより
マングローブの林や水上家屋を見ながら見た夕陽は、色々に変化しながら最高の赤い輝きを見せてくれました。 (つづく)