雑木林工房だより
庭の草刈り
第205回
更新/2021/9/3
この夏の暑さと長雨に茫々に茂っていた我が工房の庭を見て、7月に京都から来られた方が驚かれ、知人の若いプロの庭師を連れて8月末に遊びに来てくださいました。
遠方から来てくださったにもかかわらず直ぐに着替えて、炎天下の中 草刈りが始まりました。
草刈り機で勢いよく刈っていく若者。残りの方は鎌で丁寧に下草を払い、ハサミで庭木を剪定していきます。
普段は京都の名庭の庭を作庭されている方々で、トクサに巻き付いた蔓はひとつひとつ取り除き、南天の枝を払い、日本庭園のような風情の庭がこのように、みるみるできていきました。
若い庭師の二人は中国から日本庭園を学びに来られたそうで、コロナ禍でなければ、その造園会社は世界中で日本庭園を造っているそうです。
7月の大雨で倒れた櫟の大木が横たわっていたのですが、それもチェンソーで幾つかに切り分けてもらえました。
ビフォー
アフター です
日本庭園から外国の話になり、思いもかけず色々愉しい話がもりあがりました。
もっともっと手入れをしたい、と笑顔で言う皆様に、庭はすっきり、感謝いっぱいの一日になりました。
一風陶房展
陶芸教室の作品展、一風陶房展を10月28日から開催いたします。
それに向け、教室はいま途中段階の作品がいっぱい。最後の追い込みに入ります。