雑木林工房だより
第91回
更新/2013/5/5
永平寺と越前陶芸村
福井県 永平寺に行ってきました。北陸に似合う時雨の一日です。
曹洞宗大本山であるこのお寺では若い僧侶が修行されていて、それを目前で見るのも心引き締まり嬉しい気持ちになります。
お寺は山の斜面に沿って建っているので、法堂のあたりからは見晴らしがよいです。
屋根ごしに遠景を写したのが下の写真です。
ここ北陸では春がやや遅いのか、山の若葉がみずみずしい。
まだ山桜もあちこちに咲いています。緑と言ってもほんとうに色んな色があります。
越前陶芸村に工房を構える大屋宇一郎さんを訪ねました。
お父様の代にこの陶芸村に入所されて二代目です。
動物をモチーフにおおらかな楽しい作風、色々陶芸の話を聞かせて頂きました。
穴窯。
奥の人型がお父様の作で、右のゾウの作品が宇一郎さんの作品です。
越前海岸沿いの道で帰路につきました。
雨が降っているのに時々晴れて、夕焼けも見られ 虹も見られ 美しい荒波の日本海。
福井の山と海を楽しんだ一日でした。