雑木林工房だより
第99回
更新/2014/1/1
午年の新年
明けましておめでとうございます。
今年にちなんで馬の作品を飾りました。
昨年の暮れに京都の祇をん小西さんであった干支と縁起物展に出品したものです。
その展覧会では、干支を形どった作品がたくさん出品されていたのですが、今回は馬だけに、元気で楽しい作品が多かったように思います。
この一年、早く駆けるだけでなく、ゆっくり物作りに取り組む年にしたいです。
薪ストーブの季節ですが、この冬は薪の蓄えがあまり十分ではありません。
そんな中、友達のところが木の伐採をしたので、取りに来ないかという嬉しい連絡をもらいました。
その方の山に送電線が通っていて、送電塔の保全のために電力会社が木の伐採をしに来たのだそうです。
冬晴れの生駒・高山地区で冷たい空気が張り詰めていました。
木はとっても多くあるので有り難いことです。切ってすぐには使えないのですが、先々の為には心丈夫です。
山に入り体を使って木を運び、工房に積んでいくとなんだかとても豊かな気持ちになります。
自然の恵み、元気に働けるありがたさ。
今年もそういう感覚を大切にしながら制作に励みます。