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雑木林 工房だより-20

更新-2007/9/8

 
 

生駒土の釉薬

 
うちの工房で使っている黒の釉薬(ゆうやく)に「生駒黒」というのがあります。これは裏山の赤土を原料にして作り、自分で名付けた釉薬です。
それを作った様子を紹介します。
まずは土を集めるところから始まります。
 
 

生駒の赤土。土が赤いのは鉄分が多く含まれているからで、黒や茶色の釉薬に使います。
 
 

 
それを天日で干します。
 


   
よく乾いたら、たたいて細かく砕きます。

ふだん、釉薬材料の土や灰は材料店から仕入れます。しかし手間はかかりますが、このように自分たちで元から作っていきたいという気持ちもあるのです。

きわめてアナログな作業。
陶芸はみんなそうですけれど。

(つづく)

話は変わりますが
庭に百合が咲きました。昨年より数が増えて庭のあちこちに咲いたのでうれしいです。

 
 

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