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雑木林 工房だより-42

更新-2009/6/2

 
   
芦生の森へ  
   
 

京都府の北部にある、芦生(あしう)の森へ、陶芸教室のみなさんと一緒に行ってきました。
五月の緑の美しさを堪能しました。
生駒の緑もきれいだけれど、こちらは原生林でスケールが違います。
京都府が福井県と滋賀県に接するところで、京都大学の研究林として厳しく保護されています。海抜900メートルくらいの森の中をツアーガイドさんに連れられ約3時間歩きました。

 
   


この森は研究のために保護されており
「--採取を禁止する。京都大学芦生研究林」と注意書きがあります。


巨大な倒木。ここでは倒木も自然のなすがままです。
一ヶ月前にはまだ倒れていなかったものという。

 

 

     

以前から一度行きたいと思っていた場所でした。
ガイドさんによると、ここは植物の種類が多く、鳥の種類も多い。同じくらいの緯度の地球上でも屈指の自然林なのだそうです。

上の写真は、この森で最大のカツラの巨樹です。
左は丸木橋ですが、橋のない浅い川は靴を少しぬらしながら歩き、大きな木の根っこを越えて歩きます。

谷卯木、みずき、バイケイソウ、芦生てんなん草など、珍しい花、美しい花が次々にあらわれます。

 

また、日本海へそそぐ由良川の水源地も通りました。
素晴らしい空気を深呼吸した一日でした。

 

 

 
  ここが由良川の水源地。足下にわずかに水の流れがあるが、写真の上のあたりには水が無い。つまり、ここから始まっているわけです。  
   
     
 

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