雑木林 工房だより-68
更新-2011/8/6
犬島のアート
直島に続くベネッセアートの一つである瀬戸内海の犬島に行って来ました。
犬島にはずっとむかし、高校生の夏にスケッチ旅行で行った事がありました。その頃は崩れそうな石を積み上げた採石場、廃墟のような精錬所跡を歩き廻った記憶があります。
かつて銅の製錬所があって栄えたようですがその後は廃墟となっていました。
今はアートプロジェクト「精錬所」となって公開されています。
岡山県の宝伝港という小さな港から5分間ほど定期船に乗ると犬島に着きます。瀬戸内海の海は静かで美しい。
精錬所
「精錬所」はその廃墟をうまく活用したアート環境作品になっています。
家プロジエクトのひとつ
（この写真は「としゆきの徒然日記」より使わせてもらいました。とてもよい写真なので）
ほかに、島内に家プロジェクトというのが点在しています。これを巡るのも楽しく、途中に下の写真のような風景にも出会えます。
犬島の情報を探していて見つけたブログ としゆきの徒然日記 には
犬島アートプロジェクトの
雰囲気がよくわかる写真が
多く載っています。
一年前の
ようですが。
島に住む老人の方が海を見ながら座ってらして、話しかけてこられました。
このアートプロジェクトができるまでは、きっととても静かな寂れそうな島だったのでしょう。新しいカフェもできていました。
小さな島の小さな漁港。
ちぐはくと思えるほどの現代アートがこの島を元気づけていることは確かです。