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雑木林 工房だより-51

更新-2010/3/3



 
 
  始めは5坪でした
   

一風工房はこの3月で30周年を迎えます。
当時生駒市壱分町にあった家に1978年に初めの窯を築き、その二年後に私たちが所帯を持って家を増築したとき小さな板の間の部屋をつくりました。


一風工房(1980年)


壁面には工具掛け
   


初めの窯



 
 

床面積は5坪だけで、階段のところを除くと9畳ほどの部屋でしたが、そこを一風工房と名付けました。

木の作業机を自分たちで作りました。この机は補修して今でも使っていますが、当時この机のまわりに六人くらい座ると部屋はいっぱいでした。
工房は自宅と兼用なのですが、家族の居間にするより、いづれはいろいろな人が来て陶芸などの創作をしてもらう工房にしたいという思いがありました。

 
   
窯場増築中(2006年)
 
 

その後、もう少し広い工房を作ろうと今の北新町の場所を探し、資金繰りや建築許可など思いも掛けないトラブルを経て、2度の増築も経て、この雑木林に囲まれた現在の工房になりました。
願っていた陶芸教室も開き、沢山の方と物作りの楽しみを分かちあえるようになってきました。なにより私たちが一番楽しませていただいています。
ここまでこれましたのは まわりの皆様のご支援のおかげだと感謝しています。

 
     
     

 

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一風工房