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雑木林 工房だより-60

更新-2010/12/9


作業中の尾崎さん
 
割り

薪(まき)ストーブは良いけれど、薪を用意するのは大変だということをこの欄で何度か書いてきました。
今年はそれに頼りになる助っ人があらわれました。同じ市内の尾崎さんです。
私たちは薪をつくる知識も力も無いので大変有難いです。
尾崎さんは子供のころからやって覚えてきたことだということで、ナタの使い方など大変上手です。近隣の小学校の木を伐採するボランティアをされていて、その刈った枝の一部をここの薪にもらえばよいと提案してもらいました。

 


短く切って、太いものはナタで割る

切った木は乾燥させなければよく燃えません。
そのために、伐採してきた木は早く割って、乾くように置いておく。割ったほうがよく乾きます。また、木に水気が残っている間のほうが切りやすく割りやすい。乾いてしまうと硬いのだそうです。
そして積み上げ、雨に濡れないように置きます。雨にうたれると木の中の油分が抜けて火力がでないということです。

 

 


出来た薪の山。一冬この薪でもとても足りません… でもこれだけあると安心です。

 

 

薪ストーブの暖かさは格別で、燃える炎の色、はぜる音、木によって異なる燃える臭い、とても幸せな気持ちになります。

もう一つの楽しみ! ストーブの上でやきいもを焼きます。

 

 

 

土鍋をかぶせて蒸し焼きにすると甘みが増して美味しくなります。

 

いただいた柿もむいて、休憩時間に尾崎さんにも食べていただきました。薪もさつまいももこの柿も地元生駒産です。

 

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