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雑木林 工房だより-80

更新-2012/8/1

 
 


窓の下の方は網戸になっています

 

 

緑の風

 

 

我が工房はクーラーを使っていません。
一応ありますが眠ったままです。
すべての窓を開けて、木々を通り抜けた緑の風を感じながら仕事をしています。
サスガ マヒルハ アツイデスガ… 
窓から見える木々は 日々大きくなり 緑が迫ってくる気がするほどです。 
湿気ているので水まきもしません。エコでしょう!

 
 

床の補修工事

 

ところが、こんなことがありました。

工房の一番古い部分は25年ほどたっていますが、昨年くらいから和室の床がブカブカして、少し下がっているように感じていました。
前にも面倒をみてもらった工務店さんに相談しました。
開けてみないとわからないが、たぶん一日で補修できます、というので、お願いしました。

 

畳を上げ、床を外してみると、大引きも根太も腐っているのが多くありました。シロアリに食われている所もあります。
どうやら湿気が束(つか•短い柱のようなもの)から上がってきている、という。
大工さんも予想以上にひどいと言っています。

工房は裏に山があり緑が多く良いのですが湿度が高いです。
自然ゆたかとは、一方でこういう事だと改めて思います。

補修するにあたって、出来るだけ湿気が上がらないように、材料を変えたり、防腐剤を塗ったりしてくれたそうです。

また、重い書棚を置いているのでその位置は根太を多く入れて、改善になっています。

畳も表替えをしてすっきりなりました。

       

 

 

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今月の作品

 
 

庭には雑草が日々増殖して、草刈りが追いつきません。その中に涼しげな花が咲いています。

 
 

市川和美

大きな花器です。丸い大きな作品を素直に紐作りで作りました。模様は地面を耕やす気持ちで ひたすらパッチワークのように線模様を刻み、釉薬は裏山の土と灰だけの素朴なイラボ釉をかけました。

 

 

 

 

 

 

 

百木一朗

こちらは小さな作品です。
家の形のオブジェで、白い仕上げのものを作ってみました。
中東かギリシャの住宅でドーム屋根がふたつ、をイメージしたのですが、周囲の女性から「おっぱい願望が形に表れた」 と言われています。

 

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