第231回
更新/2024/4/22

市川和美陶展

奈良の五風舎で4月10日から15日まで個展を開催しました。



爽やかな春陽、五風舎の縁側からの新緑がきれいです。



「樹」の大鉢には　庭のスミレとユキノシタを友人が活けてくれました。




屋根のある花器達。
今回の新作です。蓋を外して花器にしていただいても、そのまま飾ってくださっても面白い。
模様は　木々　窓　扉　階段



「樹」
樹の生命力、逞しさ、おおらかさ、大きな作品を作るのは楽しい。
緑溢れる五風舎の畳、板の間、李朝の家具、玄関に並べました。
作品も気持ち良さそうです。



真ん中がDMの香炉「遠い日」です。
上の作品は窓をテーマにした陶板です。






本をテーマにした作品



様々な形の香炉



小さな陶筥


さすが古都奈良　訪日外国人旅行も多く、畳の空間に並べられた作品に興味を持って見てくださいました。

懐かしい方、わざわざ遠くから見に来てくださった方、沢山の新しい出逢いもありました。
早緑に彩られた五風舎の心地良い空間は優しく、皆さまに励まされ、陶芸を続けてきて良かったとしみじみ思えた6日間でした。