第181回
更新/2019/10/9

ペトラ遺跡とエルサレム旅行-2

ペトラ遺跡をあとにして、イスラエル国境へ向かいます。
砂漠の中の直線状の道をバスがひた走りました。
工房だより
ヨルダンは国土の7割が砂漠とのことです。風力発電の風車が並んでいる所もありました。


国境越え
写真取りは絶対禁止、ライフルを持った国境警備隊が立っています。
ですので、写真はありません。
はじめ、イスラエルからヨルダンへ入ったとき:
国境はヨルダン川で、その橋を越えるのに専用のバスに乗ります。歩いて渡るのは禁止。イスラエルの出国手続きはかなり厳しく、パスポートにハンコは押されず、個人の顔写真のついた証明書が渡されました。
バスに乗って走り出して5分もたたずにライフル銃を構えた国境警備隊の人たちが入ってきて、立っていた私達はバスから降ろされ、パスポートの検査がありました。
検査が無事済み、またバスに乗って小さな橋を越えて ヨルダンに入りました。そこでの入国手続きはそんなに厳しくはないのですが、パスポートをガイドさんがまとめて持っていきビザ取得の手続きがされました。それやらこれやらで時間がかかります。
工房だより
ヨルダンからイスラエル:
違う国境検問所から入国。行きに比べると比較的楽に入国できました。
これも団体ツアーだからでしょう。個人旅行ならどうすれば良いか、すごく不安になったと思います。
ただし、飛行場とは違い大きなトランクも自分で持って荷物検査を通らなければなりません。写真入りの滞在許可証(上の写真右下)が発行され、これをイスラエル出国まで持っていないとまた厄介なことになるようです。


エリコの町
工房だより
イスラエルに入ってすぐ、パレスチナ自治区のエリコの町に行きました。
エリコは紀元前1万年前ほどから人が住み、世界で一番古い町と言われています。
旧訳聖書ではイスラエルの民が カナンの地に入り最初に攻め込んだ町として有名です。
遠く切り立った崖の中腹に修道院が見えます。「魅惑の修道院」と言われ、イエスが悪魔に誘惑を受けたとされている場所だそうです。


工房だより
エリコの地は豊かで暖かく、ナツメヤシが沢山植えられていました。お味も甘く柔らかく滋養もあるそうで、とても美味しくお土産に買いました。
工房だより
ナツメヤシの実


工房だより
死海
海抜マイナス420m。世界で最も低いところにある塩水湖、死海で浮遊体験をしました。
本当に軽々と浮きます。観光客でいっぱいです。
ツアーの皆さんとプカプカ。底の泥は美容に良いとのこと。体に塗って泥まみれもなかなか楽しかったです。

(つづく)