雑木林工房だより
ドキドキの秋に
第194回
更新/2020/10/3
大好きな 鈴木治さんの回顧展が京都で開催されているので、久しぶりに京都に出かけました。
中信美術館は小さな美術館です。
陶芸を志した十代の頃、前衛陶芸集団「走泥社」で八木一夫、鈴木治、山田光、憧れの先達が大活躍していました。
内容も充実していて、初心を思い起こさせてくれる良い展覧会でした。
パンフレットのごく一部を紹介します。
中信美術館の近くに京都府庁があり、明治時代の貴重な建物なので見学しようと立ち寄りました。
そこで「京都国際写真祭」の展示をしていたのでこれも見ることができました。
そのひとつ、Omar Victor Diop の写真作品です。
旧議場に展示されています。ここのほか妙満寺大書院など 京都市内の十数か所の展覧会場に展開して開催されているそうです。
さらに少し歩いて、二条城へ。観光客が少ないだろうから久しぶりに見学しようと思いました。
ひととおり見たあと、この一角でも美術展示があるのを見つけました。
「プレ BIWAKOビエンナーレ2020 森羅万象」です。
展示のようすです。会場は二の丸御殿の台所(重要文化財)でした。
このように思いがけず美術展に出会えたのは嬉しいことでした。
コロナ禍で家で過ごすのも良きものですが、
これからはトキドキ街に出て ドキドキに出会いたいです。
10月、秋です。
なんだか 陽がアカアカとしてきて、裏庭も秋色です。
涼しくなってきたので、ほったらかしていた草刈りに精を出していると 小さな秋を見つけます。
彼岸花
ススキ
紫式部
水引草