雑木林工房だより

第105回
更新/2014/6/24

東北へ行ってきました--その2

八戸を出て、十和田湖方面へ向かいました。

工房だより

これは 十和田市現代美術館です。
建物の外にも 草間弥生の作品を始め、いくつかの素晴らしい現代アートが展示されています。
開放的・魅力的建物に誘われて入館しました。金沢21世紀美術館の設計も担当した西澤立衛の設計で、展示室ごとに様々の世界が現れ、想像以上に楽しい時を過ごしました。


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有名な奥入瀬渓流。
ここは通過するだけの予定でしたが、新緑の下、ゆるやかに、時に激しく流れる奥入瀬はさすがに美しく、なんども車を止めて見入ってしまいます。


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世界遺産の白神山地は是非行ってみたい所でした。
本格的な山開きは6月半ばなので、訪れた日はまだ入れないと知ってはいたのですが、急に暑くなった日だったので入れるかもしれないと思いつつ出かけました。


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しかし、やはり入り口辺りの短い散策路しか許可されていませんでした。
それでも、ブナ林の森林浴はさすが気持ちよかったです。
世界遺産となった理由は「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布している」ということです。
その場360°の感覚を写真で残したかったのですが
カメラをどう向けてみても無理です。せいぜいこんな写真です。


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泊まりは弘前です。
弘前には弘前城をはじめ古い建物が沢山残っています。
趣きのある洋館や教会も多いのです。
ガイドブックに従って幾つかの建物を見て回りました。
車で走っているだけで、こんな趣きのある教会を見つけることも出来ました。


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これはお菓子屋さんです。明治時代の洋館が多い影響で、お店もこのように作ることになったのか。町中で同じような例を幾つも見かけます。


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たまたま見つけたポスターで、岩木山のふもとで「津軽森」というクラフト展が行われている事がわかり出かけました。


写真は岩木山です。


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広い緑の公園にテントが百以上も並んでいます。それぞれがクラフト作家が作品を並べるお店なのです。
出品者は遠く名古屋からの方もいらっしゃいました。
お客も多く、お話ししながら買って行かれる光景はお祭りみたいで、なかなか良い感じでした。

> 津軽森について


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青森市へやってきました。
青森で最大の目的地は三内丸山遺跡でした。ここについては前回書きましたので、省略します。
> 前回の工房だより--東北


青森県立美術館の
巨大な展示作品「あおもり犬」(奈良美智 作)です。


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八甲田山へロープウェイで上りました。展望台からは、向こうに雪が見えます。


三陸の復興を見に行きたい・・から決めた東北旅行でしたが、東北人のあたたかさ、東北の自然の豊かさ、縄文時代からの文化の奥深さ。
魅力一杯でもっともっとゆっくり旅行したくなりました。