第190回
更新/2020/6/1

工房に使った陶板・タイル

工房だより
工房の入り口から玄関までのアプローチに 自作の陶板を使っています。


陶芸教室
32年前に新築したとき、敷き詰めるセメント板のところに入れたいと工務店にお願いしていて、すべてを作るのは無理なので、8個に一個づつです。
30cm×30cm と大きいのですが、当時好きだった幾何文様と鳥遊文様で頑張って作りました。


工房だより
それよりさらに前、ちょうど40年前の新婚のときの台所につけたタイルです。
壱分町にあった家の横に小さな板の間の部屋をつくり、そこを「一風工房」と名付けた、工房の始まりです。
工房だより
台所のほかに階段下のお手洗いにも貼りました。
全部で400枚位はあったでしょうか。お手洗いの壁に自分たちで貼ったので、特に側面や便器の周りを貼るのは大変だったことを思い出します。この家は今は無く、このタイルも写真だけになりました。


工房だより
現在の玄関のタイル。
工房だより
魔除けに迷路模様です。


画像の説明
ほかにも、工房には幾つか陶芸で作ったものを使っています。
たとえば、この手洗いの鉢。
カウンターにセットし、水道金具を取り付けてもらいました。
スイッチ板も陶板にしています。


工房だより
勝手口の取っ手。
工房の幾つかのドアに自作の取っ手を使っています。


工房だより
洗い場。
下には陶板の破片を貼りました。


自作のタイル・陶板は平面で、器とはかなり作業も異なります。
こうして暮らしに溶け込んで 楽しく使っています。